勇気を出して小さな親切をしてみよう!11月13日は「世界親切デー」


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11月13日はアメリカではWorld Kindness Day。日本では「世界親切デー」と呼ばれています。他人に親切にすることを意識して過ごす日です。本記事ではそんな世界親切デーについて解説します!


■世界親切デーとは

世界親切デーは、11月13日に開催される世界的なイベントです。この日には、ストリートチルドレンに寄付したり、慈善活動、孤児院の子どもたちのために食べ物を提供したりします。人に親切にするのは、簡単なようで難しいものです。人に優しくすることが大事だと思っていても、普段はなかなか行動できないという方が多いのも事実です。

世界親切デーに参加することで、自分自身に満足感や誇りを持つことができます。また親切にした相手の笑顔を見ることで、自分自身も笑顔になれるでしょう。思いやりの心は、他人も自分も心が温まり幸せを感じられるのです。


■世界親切デーには何をするの?

世界親切デーだからといって大きな注目を集めるようなことをしなくても良いのです。自分のためではなく、助けが必要な人のために優しくしましょう。思いやりの心を持って人と接することが大切です。


<世界親切デーにはこんなことをしてみよう>

✔︎ まだ使えるけれど要らなくなった古着・本・おもちゃなどを寄付してみませんか。

  チャリティー団体に寄付するのも正しい選択です。

✔︎ 誰かが落ち込んでいたら「大丈夫」と言って抱きしめてあげてください。

  もっとあなたの笑顔を見たい人がいるんだよ、と伝えましょう。

✔︎ 外見に対してコンプレックスを感じている友人・家族がいるなら、心から褒めて励まします。

✔︎ 何かに困っている人がいたら手を差し伸べましょう。

  困難を乗り越えるために一緒に何か行動を起こすことも大事です。

✔︎ SNSばかりに時間を費やさずに、家の手伝い・家事などをすることで両親に休息の時間を与えてあげましょう。

✔︎ 自分に厳しくし過ぎないことです。長所・短所を受け入れ、自分を愛することを学びます。


世界親切デーは、困っている他人のために自分にできることは何なのか、思いやりとは何かを考える良い機会です。また、このイベントで人に優しくすることは、憎しみや嫉妬などで溢れている世界を変える手助けにもなっていくでしょう。


■「本当の親切」って何だろう?

親切にする。人に優しくする。人はそう言われて育ってきます。でも本当の親切とは何かを考えると、答えは簡単に出てくれません。加えて、親切をしたいと考えるのは安易ですが、実行するのは意外と難しいものです。

人の目が多い道路などで老人が道を渡るのを手伝うことも親切です。しかしその写真をSNSでアップしてヒーローを演じることは本当の優しさなのでしょうか。

本当に優しさのある親切とは、自分のことは一切考えずに相手のことだけを考えて行動に移します。

親切や思いやりとは、他人のために「心をお遣いに出す」ことなのです。例えば、電車で席を譲る、同僚に昼食やおやつなどを分ける、車の運転中に相手の車に道を譲る、家族や友人の重い荷物を持つ。それらの親切とは、小さくも勇気があり、人の心を温かくします。


あなたもこの機会に、思いやりのある心で人と接してみませんか?人に親切にされたら、その相手も人に優しくするようになります。小さな親切のサイクルが出来上がると世界はもっとハッピーになるでしょう。